「ロボットアイデア甲子園」とは？

20歳未満の高校生や専門学校生を対象としたコンテストです。参加者は、産業用ロボットの見学やセミナーを通して、新しいロボットの使い方を考え発表します。最優秀賞に選ばれると全国大会へ出場でき、さらに最優秀賞、準優秀賞、奨励賞などを決定します。

この大会の目的は、ロボットへ興味を持ってもらい、将来のロボット人材を育成することです。

今回はそんなロボットアイデア甲子園！についてレポートをまとめました。

見学会 in ロボットセンター小倉

2024年8月3日・17日にロボットセンター小倉にて福岡大会に向けた見学会を開催しました。

第4回目の開催となる今大会は計9名の学生さんにご参加いただきました。

まず、私たちのこれからの社会にロボットがなぜ必要なのか、そして工場で活躍する産業用ロボットについて、座学でしっかり学びました。その後、佐藤先生の動画を見ながら、ロボットアイデア甲子園で求められる観点や効果的なプレゼン手法を学びました。そしていよいよ、実際にロボットと触れ合う時間です！様々なメーカーのロボットがずらりと並ぶ中、ロボットの仕組みや動きをじっくり観察しました。特に、3Dカメラで物体を認識しながら動く協働ロボットや、運搬用ロボットなど、最先端の技術にみんな驚いていました。

見学後には、自由にアイデアを書き出す時間を設け、たくさんの素晴らしいアイデアが集まりました。その中から厳格な書類選考により選ばれた6名のメンバーが、福岡大会で発表を行いました。

福岡大会 in ミクニワールドスタジアム北九州

2024年10月19日にミクニワールドスタジアム北九州にて福岡大会を開催しました。

県内各機関よりご協力頂いた6名様の審査員をお迎えし、選抜者6名の発表大会（福岡大会）を執り行いました。
会場は北九州市共催のおかげもありミクニワールドスタジアム北九州のＶＩＰ観覧席でもある特別会議室で実施しました。サッカースタジアムのＶＩＰ観覧席でもある本特別会議室での開催は北九州市ならではの企画であり、ユニークさも演出できました。
出場者たちは、それぞれのアイデアに熱い想いを込めてプレゼンテーションを行い、審査員を魅了していました。

激戦の末、最優秀賞は「大山 実愛（東筑紫学園高等学校1年生）さん」に決定しました。　　　　　　おめでとうございます！

福岡大会の様子は全国大会公式HPにも掲載されています。↓こちらをクリック

全国大会 in 東京（機械振興会館　B2ホール）

2024年12月7日（土）機械振興会館B2ホール（東京都港区芝公園3丁目5-8）にて開催されました。

全国大会では全国各地から出場者が25名集まりました。出場者は事前にアイデア内容を1枚のポスターにまとめ、1人80秒でプレゼンテーションを行っていきます。審査基準は、創造性・社会性・実現性・市場性・アピール性・表現性の6つの観点です。大勢の審査員・観客に対して、どの出場者も堂々と発表している姿が印象的でした。多くの時間を費やして準備してきたことが伝わってきます。

『ロボットアイデア甲子園！』は学生さん一人一人の成長の場でもあると感じました。

出場者の皆さん本当にお疲れ様でした。

次回の大会でも、さらなる創造的なアイデアのロボットが生まれることを期待しています。

全国大会の様子は全国大会公式HPにも掲載されています。↓こちらをクリック

＜全国大会レポート＞

＜全国大会YouTube動画＞

2025年度の開催は、、、

2025年度の『ロボットアイデア甲子園！』の開催が決定しました

現在、日本のみならず全世界におけるロボットの活用は拡大傾向にあります。日常の生活では、あまりなじみのない産業用ロボットですが、見えないところで多くの産業用ロボットが活躍しており、そんなロボットを学べる貴重な機会です。

 

 

ぜひこの機会に、一人一人の自由な発想でロボットの新たな用途を考え創造力を発揮し、未来の産業に貢献するロボットの姿を描いてみませんか。

 

 

見学会・福岡大会などの詳細は随時更新していきます。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。